より短期的な目標設定を

長期的な目標だけではなぜダメか

企業などで従業員の労働生産性を高めるためには、長期的な目標だけでなく、短期的な目標も必要です。会社を持続的に成長させるためには長期的な目標が不可欠ですが、現場の従業員にとっては、それだけでは具体的に何をして良いかイメージしにくいため仕事のモチベーションを高めるのが難しいのです。例えば、5年後に売り上げを1億円増やせと言われるのと、今年度の売り上げを2,000万円増やせと言われるのとでは、前者の方がハードルが高く感じられる上に、1億円という途方もない金額の売り上げをどのように達成して良いかがわからず思考停止に陥ってしまうというわけです。そのため、従業員には、長期的な目標に加えて、短期的な目標も課すようにしましょう。

短期目標を立てる際のポイント

目標は短期であればなんでも良いというわけではありません。せっかく短期目標を立てても、従業員がその実現のために何をして良いかイメージできなければ意味がないため、短期目標は出来る限り具体的なものである必要があるのです。例えば、営業担当者であれば、単に売上高をいくら増やせというだけではなく、具体的にどの商品の売り上げを伸ばすのかや、どの顧客に対して営業活動を行うべきかといった点まで細かく指定してあげると良いでしょう。そうすることで、従業員としても目標達成に向けてどのように取り組めば良いかが明確になり、より意欲を持って仕事に取り組めるようになるのです。ただし、自分で考えて仕事に向き合うべき管理職に課す目標については、そこまで具体的である必要はないでしょう。